ごめんね・ちゃちゃ丸

ホームページを立ち上げて、このような文章を書かなければならなくなるなんて
思ってもみなかった・・・・
大事な大事な「ちゃちゃ丸」にもう二度と逢えなくなってしまうなんて・・・
完全な私の不注意でした・・・・病院に駆け込む間もなく・・・
2002年7月27日午後10時33分 私の手の中で静かに息を引き取りました。
「ちゃちゃ丸」は「つぼ型の巣」の中で、つぼ巣を形成している、たこ糸に羽を絡ませ、身体の自由を奪われ、
何時間も身動き出来ず・・・助け出した時には、既にショック状態で・・・・
静かに逝ってしまいました・・・・
何故このような事故が発生してしまったのか・・・今、何を書いても弁解になってしまう・・・
でも、私くしの懺悔の気持ちを込めて真相をきちんと書きます・・・

まず、「ちゃちゃ丸」を事故死に導いてしまったことの原因として、
飼い主である私は、3つの大きな過ちを犯した・・・・
第1の過ち:
病院のお薬を飲ませているわけでもないのに、ルリボの「ぐみ」と別居させてしまっていたこと。
第2の過ち:
おもちゃの代わりとして「つぼ型の巣」をケージの中に入れてしまったこと・・・
第3の過ち:
何度もケージ内の「ちゃちゃ丸」の姿を見ているのに、何時間も事故にあっていると
気付かなかったこと・・・

まず、第1と第2の過ち・・・
何故別居させていたのか、そして何故つぼ巣を入れていたのか。
「ちゃちゃ丸」の写真を見て頂くと、鳥飼いのベテランさんならば気がついていらっしゃると思いますが、ちゃちゃは、ヒナの時から多少の羽毛障害がありました。
買ってきてすぐにいつもの小鳥の病院に検診に連れていった際、「羽がバサバサしているのが気になるけど、このコまだ小さい(ヒナ)だから今のうちから食事に気をつければ大丈夫よ!」とおっしゃって頂き、ハイエネルギーのペレットを勧められ食べさせていました。
幸いにも、ペットショップにいる時からペレットを食べさせてもらっておりましたので、食欲も旺盛でとっても元気だったこともあり、ハイエネルギーペレットへの切り替えは問題なく出来ました。
多少の羽毛障害以外、何の問題もありませんでした。
骨格が小さい子にしては体重もあり、とても健康で元気でした。
しかしながら、多少の羽毛障害があったということは、同時に少々たんぱく質の吸収が悪い傾向がありました。
その為、他のコに比べるとちょっとしたことでクチバシが傷つくことがあったのです。
羽もクチバシもたんぱく質で出来ています。
事故の起こる2・3日前、同居している「ぐみ」と痴話げんか(?)をしたらしく、クチバシの上の部分から血を流しておりました・・・・
実はこれ2度目で、一度目の時には驚いて、至急いつもの柏の病院に連れて行き診て頂きました。その時、消炎剤を頂いて飲ませていたこともあり、クチバシの傷が下の方に下がるまで別居させていました。
そして、やっと、やっと直ったので「ぐみ」と晴れて同居!
ゴキゲンで毎日生活していたのですが・・・・
またまたやられてしまったのです・・・
「ぐみ」と「ちゃちゃ丸」本当は、とっても仲良しなのに・・・
まあ、そんなことがあって、またまた別居!となっていた訳なのです。
やっと大好きな「ぐみちゃん」と一緒に住めるようになったはずなのに・・・
せめて、傷が固まるまで・・・と思い、再び別居させてしまいました。
そして2度目なので「ちゃちゃ丸」がストレスにならないようにとのの親心(?)から、1羽用ケージにおもちゃの代わりとして「つぼ型の巣」を入れてあげたのです。
やがてこれがちゃちゃの命を奪うことになるなんて、その時は思いもしませんでした・・・
つぼ型の巣は、藁で出来ているため、藁を引っこ抜いたり、バリバリかじって穴を開け、つぼ巣そのものを破壊して楽しそうに遊ぶのが好きでした・・・(他のコ達も同様です・・)
私は、以前からウチの連中が何らかの事情(抗生物質を飲んでいる等)で別居させなければならない時、おもちゃ代わりにつぼ巣を入れてあげていました。
なぜそんなモノを入れるのかというと、別居のストレスで、自分の羽を抜くことを恐れたのです。
羽を抜かずに藁を抜いてくれ・・・という私の考えもありました。
注意:女の子の場合は、巣があることで発情してしまうので、
つぼ巣を入れるのは、1歳未満の子供・八重桜及び、男の子に限っております。
ちゃちゃは、”再び別居” のストレスなど感じる様子もなく、つぼ巣をクチバシでガリガリ引き裂いたり、藁を引っこ抜いたり・・・楽しそうに遊んでいたので安心してしまいました。
そして・・・
2002年7月27日土曜日、隅田川花火大会の日でした。
墨田区に住んでいる私は、ウチのマンションから花火が良く見えることもあり、例年通り客人を迎える準備で、朝からバタバタとしておりました。
その日の朝「ちゃちゃ丸」は、ゴキゲンで、破壊してガタガタになったつぼ巣の中から顔を出したり引っ込めたりして楽しそうに遊んでいました。
その様子に私自身、目を細め「ちゃちゃ、ゴキゲンだねー」などと言いながらバタバタと家事をこなしておりました。
そして、午前中(10時頃)から夕方の準備の為の買出しに出かけました・・・
いつも出かける時は小鳥部屋に入り「じゃあ行って来るからね!バイバイ!」と声をかけて出かけます。
その日も声をかけ出かけたのですが、その時(出かける間際)のちゃちゃ丸がどんな様子だったか、という記憶がないのです。
声をかけた時の小鳥達全体の映像しか、どうしても浮かんで来ません・・・
もし、もし・・・私が出かける時、既に「ちゃちゃ丸」は、つぼ巣内でたこ糸を羽に絡ませてしまっていたら・・・・
救出したのが21時頃・・・
11時間以上もそのままの姿でいたことになる・・・・
あの時、ちゃちゃが悲鳴でも上げてくれていたら・・・とふっと思ったりするが、今までの経験から事故や災難にあっている当人は、実際には、声も出ない状態になていることが多い・・・
もし「ぐみ」と同居させている状態でこのような事故がおこっていたら、おそらく「ぐみ」は、ちゃちゃの危機を代わりに知らせてくれただろう・・・
思えば、クチバシを怪我したぐらいで、命まで取られることはなかった・・・
お薬を飲ませていたわけでもないのに別居させ、ましてや「つぼ巣」などを入れてしまったことが本当に悔やまれてならない。

第3の過ち
何故11時間以上も気がつかなかったのか・・・
出かけたのが朝10時頃、そして帰って来たのが15時過ぎ。帰って来た時の「ちゃちゃ丸」の様子は、つぼ巣の中にすっぽり入り、じーーっとしていたのです。
この時、何故か・・・私は遊び疲れて巣の中で休んでいる(眠いのだ)・・・・と思い込んでしまった。
本当は、ちゃちゃ丸とぐみちゃんのラブラブぶりを客人に見せようと、今日は一緒のケージに入れてあげようと思っていたのです。
それなのに、眠そうだからそっとしておいてあげよう・・・などと、とんでもない思い違いをしてしまったのです。
実際は、たこ糸が羽に絡んで身動きが出来なくなっていたのです。
遊びながら、ガタガタに破壊された「つぼ巣」の骨組みのたこ糸が、おそらく つぼ巣内部に、だらりと垂れ下がっていたのでしょう・・・まだまだ子供のちゃちゃ丸は、その垂れ下がった糸で輪くぐりのように顔や身体をその中に突っ込み遊んでいたのだと思います。
そして、やがて絡まってしまい・・・・身動きが出来なくなったのでしょう・・・
冷静に考えれば、いつもは私の姿を見つけると何らかのご挨拶をしてくれるちゃちゃ・・・
つぼ巣の中でじーーーーっとしているわけがなかった・・・
お客様が到着したのが、17時30分過ぎ・・・鳥好きの友人に鳥たちの紹介をしていた時も
ちゃちゃ丸は、つぼ巣の中でじーーーーーっとしていた・・・
何故不思議に思わなかったのか・・・・・
何故不自然に思わなかったのか・・・・・
全て悔やまれて・悔やまれてならない・・・・・・
大きな目を見開いて私をじーーっと見ていた「ちゃちゃ丸」の顔を今でもはっきり覚えています。
目で訴えていたんだよねー・・・・「痛いよう、、、助けてーー」と・・・・・
そして、18時30分から隅田川花火が始まった・・・
いつもならば、19時くらいから小鳥達みんなのケージの掃除とお水・ご飯の取替えなどをするのですが、その日は、客人と一緒に花火見物をしてしまった・・・
客人に先に行って頂き、私は鳥たちの世話を終えてから花火見物をしても良かったのに・・・
ああ・・・今となっては悔やんでも・悔やんでも何もかも遅い・・・
タイムマシンがあったら、あの日に戻ってちゃちゃ丸を助けてあげたい・・・・
隅田川花火大会が終了したのが、20時30分・・・
その後しばらくしてから、ちゃちゃ丸の事故にやっと、やっと・・気がついたのです・・・・・
助け出した時、既にクチバシの色が変わっていた・・・そして、絡んだ糸を取り除こうともがいたのか、羽の付け根に血が滲んでいた・・・ショック状態のちゃちゃ丸は、力なくそして、声も出ない状態でした・・・
急いで病室を作り、お水、ペレットを置いた。そして、拾い食いが出来るようにとペレットと種も下にまいた・・・
ちゃちゃは、真っ先にお水をゴクリと飲み、力なく膨らんでいた・・・
ちゃちゃは、何度か痙攣をおこした・・・その為、私は静かに抱きかかえた・・・・・・
私の体温がちゃちゃの体温を吸収しないようにホカロンを持ち、その上にちゃちゃをそっと乗せ、静かに・静かに抱っこしてあげた・・・
ちゃちゃ丸は、何度か私の顔を見上げながら、静かに目を閉じてしまった・・・・
まだ1歳になったばかりであった・・・・

以上が「ちゃちゃ丸」が事故死してしまった真相です。
鳥飼歴だけは、けっこうある方で、お別れも何度か体験している私ですが、
今回ほど辛かったことはありませんでした。
ほんとぉーーーーに!参りました・・・・
今、何を悔やんでも、どんなに泣いても ちゃちゃは帰って来ません。
ただ、私の手の中で逝ったことだけが、せめてもの救いです・・・・
ペレットを口にくわえ、お水をちょんとつけながら嬉しそうに食べているちゃちゃ丸の姿が
目に浮かびます。「ちゃちゃ丸」はとってもいいコでした。
愛らしさ、賢さ、ひょうきんさ、ボタンの長所を存分に持ち合わせていたコでした・・・・
ちゃちゃ丸!今までありがとう。
そして、こんな目にあわせてしまって本当にごめんね・・・
短い生涯で終わらせてしまったこと、本当に悪かった・・・・
ママの懺悔の気持ちを込めて・・・・

お花に包まれたちゃちゃ丸は、ここに居ます。
どうぞ、見てやって下さいませ。


